高齢犬の腎臓病に要注意!初期症状と治療法|愛犬の長生きをサポート|川口市の動物病院「森田動物医療センター」

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犬の慢性腎臓病は、高齢犬で多い病気です。

腎臓の機能が徐々に落ちていく病気のため、初期は無症状で気づかれないことが多いです。しかし、病気は徐々に進行し、治療しても完治することはありません。

そのため、犬の慢性腎臓病では早期発見、早期治療を行い、病気の進行をできるだけ遅くすることが大切です



原因


犬の慢性腎臓病の原因は、血液から尿を作って毒素を体外に排泄するための臓器である腎臓の機能が、何らかの疾患(最も多いのは糸球体疾患と呼ばれる疾患)や加齢により低下していくことです。

初めは無症状であることが多く気づきにくいですが、検診での血液検査、尿検査で発見されることもあります。

また、犬が痩せてくる、飲水量が増える、おしっこの量が増える、などの症状から飼い主さんが気づくこともあります。

飲水量に関しては、1日に体重×100ml以上の水を飲んでいる場合は異常と考えてください。

 

治療方法


犬の慢性腎臓病の治療方法は、基本的に対症療法です
腎臓病が初期段階であり、検査値の異常のみで自覚症状がほとんどない場合は食事療法を行います。
専用の腎臓病食があるので、普段あげている食事をそちらに置き替えていきます。

症状が進行して、脱水、食欲不振等の症状が出てきたら輸液を行います。
軽い脱水であれば、獣医師が飼い主さんに指導を行い、自宅で皮下補液を行っていただきます。

症状が進行して嘔吐や流涎(読み方:りゅうぜん、よだれを流すこと)が見られるようになるとかなり事態は深刻で、入院して点滴を行ったり吐き気止めを注射したりします。

このような症状まで進行してしてしまうと、点滴で一時的な改善が見られても点滴をやめると再発してしまい、予後不良(これから病気が悪くなる可能性が高いということ)になることが多いです。

 

予防


犬の慢性腎臓病の予防で最も大事なのは、早期発見です。

1年に1回は健康診断で尿検査、血液検査を行いましょう。

腎臓の数値や尿比重に異常が見られたら、速やかに食事療法を始めていくことが予防につながります。

また、日ごろからの食欲、飲水量、体重のチェックを行い異常が見られた際にはすぐに病院に相談することも大切です。

 

まとめ


犬の慢性腎臓病は、決して珍しい病気ではありません。

高齢であれば、どの犬でもリスクがあると考えることが大切です。

早期発見できるように日ごろから犬の健康状態をよく見てあげたり、定期的に健康診断を受けたりしましょう。

健康診断の大切さについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。

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