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2021年に導入した超音波(エコー)検査装置です。
検査部位により、プローブ(超音波検査時に体に当てる装置の部分)を使い分けています。
本院では4種類プローブがあり、その中に新しく眼専用のプローブを導入しました。
当院ではIDEXXの検査機器とFUJIFILMの血液検査機器を併用しています。
血液検査は、院内にて即時に実施しております。
新たに IDEXX カタリスト One を導入致しました。
本院にて使用していた 富士ドライケム とあわせることで一般的な血液検査に加え、以下の特殊検査の院内測定が可能になりました。
その場で特殊検査結果がわかるため、外部検査機関からの結果を待つことなくよりはやく治療の開始ができるようになります。
IDEXX SDMA (腎機能検査)、UPC (尿蛋白/クレアチニン比)、フルクトサミン (糖尿病のモニタリング)、 CRP (犬の炎症マーカー)、SAA (猫の炎症マーカー)、v-Lip (膵由来のリパーゼに特異性の高いリパーゼ)、T4 (甲状腺ホルモン)、TSH (甲状腺刺激ホルモン)、COR (副腎皮質ホルモン) など
中央に白く見えているのが視神経、周囲の赤い線が血管です。
光線免疫療法に使用する機器 スーパーライザーLED Hyperです。
光線免疫療法とは、光感光剤注入後に光照射することで発生する活性酸素と熱により、腫瘍組織が破壊されると共に細胞性免疫(キラーT細胞)が誘導され腫瘍細胞が死滅する光免疫誘導効果も期待できると言われている治療法です。
副作用がほとんどなく、身体的侵襲も少ないため、選択的に処方できる有益な方法として注目されています。
昨今、人医療でもIR-700結合抗体を用いた近赤外線照射による腫瘍治療が行われていますが、獣医療での光線力学療法も遡ること十数年前より研究が行われ、治療形態も日々進化しております。
光線免疫療法以外にもスーパーライザーLED Hyperは、下記の症状の治療にも用います
適応と思われる疾患
●骨格系疾患
骨膜線、跛行、慢性疼痛、リウマチ、関節痛、腰痛、骨折(メタルプレート可)、椎間板ヘルニアなど
●神経疾患
排尿障害、前肢麻痺、後肢麻痺、斜顎、自律神経疾患など
●皮膚疾患
慢性皮膚炎、鼻炎、歯肉炎、外傷、脱毛症、膿皮症、皮膚潰瘍、口内炎、外耳炎、フレグモーネなど
●その他
鍼治療の代用、顎関節疾患術後の疼痛緩和など
スーパーライザーLED Hyperの光線治療は、注射のような痛みはありません。
患部にLED光源から取り出した生体深達性の高い光を照射し、痛みなどの幅広い疾患に高い治療効果が期待でき、デリケートな動物に優しい治療です。
従来の光線治療に加え、青色LED光に背負う部位の殺菌効果も期待できます。